マーチンゲール法のデメリットとは

オンラインカジノをはじめとしたギャンブルの戦略の一つとして「マーチンゲール法」と呼ばれる方法があります。
マーチンゲール法は必勝の戦略と言われがちですが、実は使用にあたってデメリットも存在します。
本記事ではマーチンゲール法のデメリットについて詳細を解説していきます。

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法とは、ギャンブルで勝利するまでベット額を倍にしていく方法になります。
負けたら倍ベットを積んでいき、1回の勝利で負け金額以上の金額回収を目指します。
オンラインカジノにおいてもマーチンゲール法はよく使われる手法で、オンラインカジノ初心者でも資金さえあればすぎに実践することが可能です。

マーチンゲール法は理論上、「負け続けても、最終的には必ず勝つ」戦略です。
ただし、これはあくまでも理論上の話であって、マーチンゲール法が必勝法であるということではありません。

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法のデメリットとして下記の点が挙げられます。

・利益が膨らみづらい

・勝利するまでの精神的負荷が大きい

・連続の負けに耐えうる資金が必要

・ベットの上限金額に達することもある

・最終的に資金が尽きてしまう可能性もある

それぞれ詳細を確認していきましょう。

利益が膨らみづらい

マーチンゲール法で勝利した場合、手元に残る利益は最初の賭け金額のみになります。
たとえば、1回の別途金額を$1に設定して3回負けた後、4回目で勝利するとします。

1回目 負け:ベット金額$1、収支-$1

2回目 負け:ベット金額$2、収支-$3

3回目 負け:ベット金額$4、収支-$7

4回目 勝ち:ベット金額$8、収支+$1

この結果、最初に賭けた$1が利益として手元に残ります。
マーチンゲール法で1回あたりの利益を大きくするは、初回ベット金額を高額にしなければいけません。
連勝することができれば利益を膨らますこともできますが、勝ち負けを繰り返してしまうと中々利益が増えていきません。

マーチンゲール法は短期間に一気に稼ぐには不向きです。
長期的に勝負して、少額のリターンを高確率で得たい場合に向いている手法といえます。

勝利するまでの精神的負荷が大きい

マーチンゲール法では、負けても常に倍ベットを継続しなければなりません。
最終的に勝てると分かっていても、連敗の精神的負荷が重くのしかかってきます。

マーチンゲール法を実践している最中に、連敗に耐えきれなくなるのも少なくありません。
途中で倍ベットを止めてしまうと、マーチンゲール法で勝つことはできなくなります。
マーチンゲール法では、連敗に耐えながら倍ベットを継続しておこなう精神力・継続力が求められるといって良いでしょう。

勝利するまでの精神的負荷が大きい

連続の負けに耐えうる資金が必要

マーチンゲール法で勝利するためには、連続の負けに耐えうる資金が必要になります。
負けが連続していくと倍ベットの金額が負け分として積まれていくため、資金が急速に減っていきます。

たとえば、1回あたりのベット金額を$1ドルに設定して、負け回数がトータルで19回に達したとします。
すると、20回目のベット金額は「$524,288」となってしまいます。
日本円で5,000万円を超えてしまうのです。

20回目時点におけるトータルのベット金額は1億円を超えてしまいます。
資金が減る中でも倍ベットを継続しなければいけないので、保有資金に相当なゆとりがないとマーチンゲール法の継続は困難です。

ベットの上限金額に達することもある

プレイしているカジノゲームによっては、ベット金額に上限が設けられているケースもあります。
マーチンゲール法の場合、倍ベットによってベット金額がかさんでいくため、ベットの上限金額に達してしまう可能性もあります。
ベットの上限金額を超えてしまうと、1回でベットすることができなくなり、マーチンゲール法を継続することができなくなります。

最終的に資金が尽きてしまう可能性もある

マーチンゲール法を行っていく中で、勝利する前に資金が尽きてしまう可能性もあります。
資金が尽きた時点で損失が確定するため、最終的に多額の損失を抱えて退場することになります。
マーチンゲール法は理論上は勝てる戦略ですが、自身の資金が尽きた時点で負けになる点、留意しなければなりません。

最終的に資金が尽きてしまう可能性もある

マーチンゲール法はデメリットを踏まえて活用しよう

マーチンゲール法は必勝の戦略ではありません。
デメリットを理解しておかないと多額の損失を抱えてしまう可能性があります。
マーチンゲール法では倍ベットを継続していく負荷があり、勝利したとしても大きな利益を獲得することは難しいです。

資金に相当ゆとりがある場合はマーチンゲール方で安定して稼ぐことが可能ですが、資金が限られている場合は、長期的に安定して稼ぐことは難しいです。
また、短期的に一気に稼ぎたい際も、マーチンゲール法は不向きになります。

本記事で解説したマーチンゲール法のデメリットを踏まえた上で、自身に見合った戦略であるか確認してみてください。